2016年10月30日日曜日

トロッティングで小物釣り

渓流の鱒釣りが禁漁になると、鯉釣りやらオイカワ釣りが楽しくなります。
最近はオイカワなど清流の小物釣りもフライフィッシングで楽しむことが多いのですが、今回は趣向を変えてエサ釣りで挑戦してみました。コースフィッシング coarse fishing です。
といっても、普通に延べ竿を使うわけではなく、小型木製センターピンリールを使っての浮子の流し釣り、トロッティング Trotting です。

本日のタックル。一応予備でスピニングリールも用意。

 エサは2種類用意。一つは現地で川虫を採集して、もう一つは釣場に向かう途中のコンビニで仕入れたパン。

まずは川虫でスタート。
いつも釣りをしているときは、「あっ、コカゲロウが飛んでるな」
位にしか思っていなかったけれど、結構色んな種類が獲れました。



すると早々にヒット。これはスゴモロコだと思います。
フライで釣っているとオイカワやカワムツは釣れても、
このモロコ系の魚は釣れません。
エサだと釣れるのが不思議です。

続いてクチボソ(モツゴ)これもフライで釣ったことはないですね。
ちなみにクチボソはこの1尾のみで、あとはスゴモロコばかりでした。
不思議とオイカワもカワムツも釣れません。

クチボソがヒットしたのは藻の脇の反転流でした。

続いてポイントを変えてパンでトライ。

するとなかなか良型のカワムツ。

美しいですね。
ヒレは全体的に黄色で、背ビレと腹ビレがオレンジがかっています。

このサイズになると追星もでてなかなかの風格。

そしてこの背中は・・・

スゴモロコ、アゲイン♪イワシっぽいですね。

淡水小物ならではの可憐さ。

夕暮れ、羽虫が飛び始めたので、オイカワ用のニンフフライで
流し毛鉤風に釣ると、やはりオイカワが釣れました。

同じポイントで同じ魚を釣っていても、
釣り方を変えると色々面白い発見がありました。

同じ魚を釣るにしても色々なアプローチを試すことで異なる魅力が表れてきて楽しいですね。
オイカワ、カワムツ、モロコ、モツゴ・・・。身近で簡単に釣れる魚だからこそ色々工夫して楽しむのも良さそうです。

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